2013年05月16日

ペット霊園での1日

夫実家では義母(いつもは漢字を変えずにお母さんと呼んでるけど)と、
プチちゃんの1人+1匹生活。

訃報を聞いて義妹Tちゃんがペット霊園に電話をして、
翌5/15に火葬の手配をしたとの事でした。
5/15は葵祭があるから、ちょうどその日お休みをいれていたんだけど、
初めて一緒に暮らした18才の子を見送るため、一緒に大阪に行ってきました。
葵祭は私が元気だったらまた来年行けるもんね。

大阪実家に着くと、バスタオルにくるまれたプチちゃんは穏やかな顔をしていました。
これは、苦しくて逝った表情じゃないね。
いつも自分がいた棚の下で亡くなっていたいたそうだから、
お昼寝していて、ふっと魂が抜けたんじゃないかな。
我が猫屋敷の犬君やリナ、ハクのように。

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歩いていける距離に数年前にできたという新しいペット霊園。
早歩きのだんなさんをよそに、お義母さんとゆっくり話をしながら向かいました。家のカレンダーにも書いてあったけど、
5月に入ってからプチちゃんはだんだんと弱ってきたらしい。
リナと同じような感じで、
高い棚に上れなくなる→段を作ってあげたけど上れなくなる→いすに上れなくなる
亡くなる数日前は少しふらつくようになって、トイレを失敗してしまったそう。
それからは、トイレシーツが敷いてある所に自分からずっといたんだって。
あちこち汚さないように、プチちゃんは考えていたんだね。

行ってくるね、の朝の声が最後になってしまった、とお義母さん。

私も同じことがありましたよ。
病気で苦しかった表情じゃないですよ。
1つ1つ、質問に対して私が通ってきた道を答える。

まだ大丈夫と、缶詰もカリカリもこんなに買ってきたばかりなのに。

うちもそうでしたよ。4月下旬に亡くなった子もそうでしたよ。
ニーコでさえ、前日まで缶詰をもりもり食べてた。
それでも、当日はごはんもお水も摂らなくて、
猫はお迎えの時が自分でわかるから、少しずつ準備をしていたんですよ。

今回は霊園のお墓には入れず、火葬をお願いするタイプ。
事務所で書類を書いてお支払いをします。

130515b.jpg
火葬や骨壷は体重で金額や大きさが決まるのね。
プチちゃんを抱えた感じで、5kgはないなぁ。~4.5kgかな。
骨壷も、4kg位の子だと小さい骨壷だったんだけど、
プチちゃんは老年の女の子とはいえ、長さがある。痩せてるけど大きい。
(小)だと頭骨をくだかないと入らないかもしれないと思い、
それより大きいサイズを選びました。

小さな骨壷だと「こんなに小さくなってしまった」って悲しみがくるかもしれない。
大きすぎないなら、ホネを崩さずゆったり入る大きさがいいかなって。
料金は、私達ももちろん出すから少し上がっても大丈夫。

骨壷をいれる袋も、
2色あったんだけど「どっちがいい?」ってお義母さんに聞かれて。
これも私が答えていいのかな・・・
夫系のみんなで決めた方が・・・と思っていたのだけど、
初めて一緒に暮らした猫が亡くなって、夫は涙を見せたくなくて外に行っちゃうし、
お義母さんも多分、昨日からどうしていいかわからなくて不安だったんだよね。

プチちゃんは首のとこがキレイな白だったから、白がいいかな・・・
オレンジより白が似合うと思った。

ヒトの斎場みたいなのを想像していたら、火葬の炉がある車がやってきました。
あ、これ昔調べたことがある。
猫の事は私がいちばん詳しい、って夫もお義母さんも思っているので、
台の上にタオルケットを敷いてもらって、プチちゃんを抱えて安置。
生前より亡くなったあとの方が重く感じるのってどうしてだろう?
病気ではなかったから、うちの子達より肉付きもいいよ。
しっかりとした重み。18年の重み。

おもちゃやごはんを抱えさせ、タオルケットのお布団をかけてあげてる時に、
事務所の女性の方が急いで走ってきた。
「これ、少ないですが・・・一緒に」
そう言って、ピンクのキレイなお花をプチちゃんに持ってきてくれた。
お姉さん、ありがとう。

お焼香をして、最後のお別れをして、よろしくお願いします。
1時間半かけて、プチちゃんの体は空に昇っていきました。

待ち時間は泣いてもいいように、実家に帰って。
途中で、義妹Tちゃんが霊園から電話をしてきました。
小さい子供2人いるし、車を持っていないから来なくていいよ、
と霊園につれてくる前の電話でお義母さんが再度言ったものの、
やっぱり会いたかったんだよね。
引越した新しい家(バイクでも30分以上かかる)から子供2人を乗せて、
自転車で来たそう。

やっぱり!って思い立って、連絡する間もなく自転車を漕いだんだね。
霊園に着いた時に、ほんとにいいの?って電話させておけばよかった・・・
ごめんね、Tちゃん。
間に合って、間に合って、って自転車をこいで帰って来た昔の私と、
Tちゃんの気持ちは、たぶん同じだったと思う。
会いたかったよね、ごめんね。

ホネになったプチちゃんは、背骨と同じ長さのしっぽの骨。
キレイに並べられたホネを見て、みんなで感心してしまった。
ツメもちゃんと残っていたよ。

腰の所のホネが少しだけ黒くなっていたので、腎臓、肝臓が少し悪かったのかも。
火葬してくれた男性の方が、並べた骨を解説しながら話してくれました。
でも、真っ黒じゃないし、18才からみたらすごいですよ、って。
キレイにしてもらってありがとうございました、って伝えたら、
そのヒトはにっこり笑った。

小学校に上がったばかりのU君は、お箸でゆっくりお骨入れ。
まだ3才のR君は、手でわしっ。
足の骨から順番に、しっぽの先の5mm位のホネもちゃんとそろって。
のどぼとけと頭骨はお義母さん。
左右の下顎のホネは、だんなさんと義妹Tちゃん。
そうして、身軽になったプチちゃんは、きちんと納められて眠りにつきます。

大きいサイズの骨壷でちょうど良かった。
思っていたよりキレイに、しっかりホネって残るんだなぁ。
いつもプチちゃんがいた場所、植木鉢やグリーンに映えるから白袋もいいね。
いい霊園の方々でよかった。

本当の寂しさは、その後。ヒトリになってからやってくる。

うちでは、猫が死んじゃうとごはんを食べる気力がなくなるので、
猫ががんばったご褒美として宅配ピザを食べたりしてましたよ。
そんな話をして、
帰り際、お義母さんと夫婦の3人で焼肉をおなかいっぱい食べた。
イタリアンより、火がぼーぼーな焼肉の方が楽しいと選んだのは正解。

帰宅して亡くなっているプチちゃんを見て、
気が動転しながらも義妹Tちゃんに電話をして。
(長男の夫に電話するのは頭から抜け落ちてたそう。Tちゃんからメールきた)
亡くなった猫のそばにいたい、でも怖い。
小さな子たちがいるから来なくていい、と義妹Tちゃんに言ったものの、
どうしたらいいんだろう、霊園でどうすればいいんだろう、って胃が痛かったんだって。
私も火葬とか霊園は初めてだったけど、
猫の死に立ち会うのは初めてじゃないからね。
夫系のみんなが気が動転してるなら、少しでしゃばりかもしれないけど・・・
でも。
来てくれてよかった。精神的に救われた。
そう言って泣いていたお義母さん。

夫にも「A君も来てくれると思わなかったー」とほっとしていたよ。
「いやちょうど休みやったし、プチ一番俺に懐いてたし」
夫も昨夜、隠してたけどずっと泣いてたよね。
男の子がくるとやっぱり頼もしいんだよ。普段からもっと連絡してあげなよねー。

これからがまだ心配だけど、今日はビールも飲んだからきっと眠れるよね。
今度は誕生日プレゼントを持って、近いうち遊びに行こう。
お義母さん、夫、Tちゃんの静かな涙。
痛みを共感できる家族の元に来られて、よかった。こちらも私の大切な家族。


おやすみ、プチちゃん。

◆体重5kg(身長80cmまで):¥26,250
◆骨壷(4寸)         :¥2,700


posted by りゅう at 12:15| ◆旅立ちを見送ったあと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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