ぐったりしたたぬきを病院3に連れていった時、一通り診察した院長先生は言った。
「いつものとおり、治療をどこまでするかだよね」
呼吸が普段と違うからレントゲンはとった方がいいかな。
血液検査はどこまでする?
たぬきは約3年うちで生活してきたけれど、ヒト慣れはそんなにしてない。
だから、カゼとかですごく弱ってない限り、触れないから通院もできず。
猫白血病&猫エイズのキャリアかどうかも、わからなかったんだよね。
でも、最期の頃の状態と言われたものだから、
だったら、今さら猫白血病&猫エイズの検査をしたって、あまりイミない気がした。
(そう言っても、まだこの時は治るんじゃないかと思っていたんだけど)
赤血球や白血球は、貧血とかいろいろわかるからお願いして。
でも、たぬきは検査結果を残して空に旅立った。
たぬきの血液検査は、
口の中が真っ白だった割りに、赤血球やヘマトクリットは正常。
【10/12】たぬきの血液検査データ
WBC:2300 RBC:644 HGB:9 HCT:32 PLT:9
TP:10.8 Glu:56 ALT:59 T-Bil:2.5
【5/8】フミの最後の血液検査データ
WBC:2130 RBC:386 HGB:5 HCT:19 PLT:8
TP:4.9 AST:89 ALT:88 ALP:223 T-Bil:3.9
オレンジ部分が平均値オーバーな項目。
肝臓系のリンパ腫だったフミと、今回のたぬきに共通している部分があるでしょ。
・WBC=白血球(平均:5000~19500)
・PLT=血小板(平均:30~80)
・T-Bil=ビリルビン(平均:0~0.5)
とりわけ、この血小板の数値の低さが問題だったんだよね。
私は血小板が少ないと何が起こるのか、何がいけないのか、DICが何なのか、
ぜんぜん知らなかった。続きを読む