2008年04月06日

桜満開の朝に君が旅立つ

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食欲が安定したと書いたばかりだけど、
つい先ほど。
朝6:20に、はねが朝日と共に旅立ちました。
朝日の中で公園の桜は満開で。
苦しそうなはねの旅立ちだったけど、今はもう、とても静か。

夜中の3:30位から何かを吐くような動作を繰り返し、
なにかわからないけど、歯の表面の一部が黒っぽくなって。
これはなんだろう?
吐く仕草をしても実際には泡のようなものしか出てないのに。
なんで黒く色がつくんだろう?

体温を維持しようとゆたんぽを作って酸素ケージに入れたけど、
はねは自分から出てきてしまう。

ああ、これはもう、自分で体を冷やしてるんだな・・・って思った。
はねは、もう旅立つ準備をしてる。
それでもまだ温かいはねを見ていると、
夜までごはんを食べていたんだから大丈夫かも、と。
ほんとに、はねはごはんをよく食べて、ぐるぐる言ってたね。

やっぱり留置針を抜く、輸血から4日目が、はねにとっては分かれ目。
輸血しても1週間も持たないのだから、多分、もう限界だったんだろうね。
今まで朝になると「ごはん!」ってごつんと頭をぶつけてきたのに、
そういえば昨日の朝は、ごはんが出てたせいかしなかったっけ。
それでもちゃんと夜ごはんを食べて、枕にちょこんと座って。
ああ、でも妹が「はねがすごくぐるぐる言うから、ちょっと心配になっちゃった」
そう言ってたっけ。
はねはいつも、盛大にぐるぐる言ってた。
ああ、もうそれも聞けないんだね・・・
ごはんは?って催促する上目遣いも、ぷーって鳴くのも、帰宅してドアの前で待つのも。

まさか、その数時間後にこんな風に苦しみだすとは思わなかった。
呼吸が落ち着いているのと、死期が迫ってそういう呼吸になるのと、
判断が難しいんだよね。
酸素ケージから出て、
いつものはね場所である小棚の上に行きたそうだったので、
体を温めることはもう断念して、好きな場所に寝かせてあげた。
がんばれとは言えなくて、
今までのお礼と、
はねがもう苦しくなりませんように、
はねがいつでも幸せでいますように、とずっと言って聞かせて。
時々うつらうつらするはねを見て、大丈夫かな?と思ったり、
それでも多分、もうだめなんだろうなって思ったり。
最期の時までの3時間、相棒のキリもわーわー鳴きながら落ち着かない。
キリ、はねは旅立っちゃうのかな。
どうしようね。
キリ寂しくなっちゃうから、はねぷん、いなくなったらやだよね。

でも何度目かの吐く仕草のあとに、最期の時がやってきて。
私と妹とお母さんが泣きながら見守る中、
苦しそうに頭をのけぞらせたり手足を突っ張るのを腕に抱え込んで、
大丈夫だよ!ゆっくり準備していきなね、って。
くぅ・・・って何度か泣くようなはねが苦しそうで、
もうとても、いつもそうだけど、がんばれとはもう言えなかった。
あんなに苦しそうにするのは、見たことがない。
だからこそ、もういいからね、って思った。

ありがとう。
今まで、よくがんばったね。
もう注射とかいたいのないからね。
ありがとね。大好きだからね。
はねの中には、みんなの血が流れてるから、ヒトリじゃないからね。
かわるがわる声をかけていくうちに、
はねの瞳はその光を拡散させた。
ああ、旅立っていったんだねって、その瞳ですぐにわかる。
その瞳に、もう私は映ってないのかな?
そういうと、そんなことないよね、見えてるよね、とお母さんが言ってくれる。続きを読む
posted by りゅう at 07:50| Comment(21) | ◆貧血と輸血治療(はね:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月04日

食欲安定

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数回目の輸血から4日目。
はねの食欲は上々で、朝ごはんの催促も日に日に早くなっていくような。
8時だったのがだんだん早まり、今日は7時。
それでも食べてくれるのがうれしくて、がばっと起きてごはんを取りに行く。
今日は、届いたばかりのザナベレのエレガンス。
カロリーが高いものを、ということで、
エレガンスと偏食用のもの2種類購入。
アフィリエイトとかで楽天のポイントがたまったおかげで、
はねが緊急入院した時とか、ササの治療費、酸素吸入器で困っていた時、
そのポイントで缶詰とかたくさん買うことができました。
協力してくれてるみなさん、ほんとにありがとう☆

エレガンスの袋を開けた途端、はねは「ふがふが」言いながら催促。
おいしそうにおいしそうに、ぐるぐる言いながら食べてくれました。
うれしいね。
輸液も毎日2本(120ml)がいい感じなのかな。

骨髄検査をした時のハゲがまだそのままっぽく残ってるんだけど、
そこの皮膚に薄赤い斑点が結構出てた。
これは、ステロイドの影響だろうなーと(以前調べた)気にしてたんだけど、
今、夜ごはんをあげてる時に見たら、それが無くなってた。
黄疸はまぁ、ほんのり黄色。
ちょっと気になるのは、うんpにほんのり赤い血っぽいものがついてることがある。
黒っぽいものでもないし、出血が酷いわけじゃないといいんだけど。
それが昨日の夜から、ついてたり、ついてなかったり。
キトンとかカロリーが高い食事が続いてるから、そのせいかな?
様子を見て、早めに診察はしようと思う。
posted by りゅう at 19:37| ◆貧血と輸血治療(はね:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月01日

低空飛行でもね

今日の供血部隊はキリと華。
妹1人だし、びびり組の2匹なので連れて行けるか心配だったけど、
はねはキリが一緒だからいつもよりリラックスしていたそう。
車の中でも、ほとんど鳴かなかったって。
やっぱり、いつも一緒にいるキリねぇちゃんがいると、心強いのかな?

2匹連れて行ったけど、本日はキリからの輸血で。

【3/26】 ■輸血:コマ
WBC:4240↑ RBC:182↓ HGB:3↓ HCT:9↓ PLT:18↓ T-Bil:2.1↑

【4/1】 ■輸血:キリ
WBC:3890↑ RBC:196↓ HGB:3↓ HCT:9↓ PLT:11↓ T-Bil:2.6↑

あいかわらず、赤血球数は190前後。
ひどい貧血であることは変わりない。

でもね、こんな低空飛行でも、一緒にがんばって生きてくれてる。
毎週留置針さすのも、輸液の針も、いやでもがんばってもらってる。
貧血は消耗性疾患だからね、どうしてもどんどんやせてっちゃうけど、
でも、今日届いたアーテミスのキトンのカリカリ、
病院から帰宅して開けてあげた途端、ふがふがいいながら食べてた☆

うれしいね。
低空飛行だって、ごはんをしっかり食べて、キリと一緒に眠って。
朝になると「ごはんは・・・?」って、りゅうの頭に頭をごつん、ってぶつけてきて。
データの数値が微妙でも、こうやって一緒にがんばってるんだもんね。

ふと、私をじっと見つめる片目の存在がいないことに気づき、
コトバにも文字にもできない思いを抱える。

でも、ああ、ササはフミとやっと一緒に遊べるんだから。

そう思うと、そのどうにもできない思いは、少しだけ薄くなる。
メイとフミたちの病気が合体して一気にやってきた、はね。
今までのみんなの軌跡と力を合わせて、なんとかハードルを越えたいね。
低空飛行でも、一緒に生きられるのはほんとうにしあわせだと思う。
posted by りゅう at 19:54| ◆貧血と輸血治療(はね:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月27日

毎週の輸血

昨日の午後、急いではねを病院に連れて行くよう妹に指示。
前日まではゆっくりだけど、よくカリカリを食べていたんだけど、
昨日は朝からちょっとだるそうな感じで、お昼過ぎても回復しない。
木曜日は休診だから、
もし輸血するなら時間がない!と、病院に電話の確認もするようにと。
今回は天とコマを供血部隊として一緒に。

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ちょっと「しんどい」って時によく枕元にくる。

午後からずっと輸血をして、休診だけど朝8:30に迎えに来てって。
迎えに行ったはねは、うってかわってよく鳴く。
鼻の辺りもうっすらとピンク。
まぁ、これは病院にいくと緊張で血が駆け巡ってるせいもあるけど・・・。
院長先生も、
輸血をし始めた時はごはんを食べないけど、
輸血が終わると「ごはんを寄こせ!」って感じにすごく食べるよねとの事。
そりゃあ、PCVが9とかヘモグロビンが2とかじゃあね。
通常のネコさんではありえない貧血状態だもん。
ごはん食べる力も何もないでしょう・・・大変だよね、はねぷん。
天は若干PCVが低めということもあって、今回はコマから30ccを輸血した。
異種タンパクなので、できれば同じ血は使わない方がいいんだけど、
はねのように頻繁に輸血する場合は、とても供血部隊が追いつかないからね。

輸血のサイクルは大体1週間。
院長先生のネコさん達も含めて、
猫屋敷の年寄り2匹を抜かして総動員で供血部隊を編成したいとこだけど、
もどきとちゃっぴーの2匹は、洗濯ネットに入れただけでもう断念。
なるは2回目を終えたから、次はだれかな・・・
たぬきに似てほっそり長い体格のコマも、3kg以上あるってことは、
うちの猫はみんな3kg以上あるので供血も安心。

■供血2回目:なる(陰性)
■供血1回目:天(陰性)、ハル(FIV)、栗、空(FeLV)、ニイナ(FIV)、コマ
■出動控組 :キリ(陰性)、華
■お年寄り除外:ゆず、カナ(陰性)
■気が弱くて除外:もどき、ちゃぴー

毎週、左の腕、少しずつ位置を変えて留置針を入れるはねも、大変だね。
赤血球をなるべく壊さないように太目のチューブ針をいれているので、
4日後にうちで針を抜く時、結構血がぽたぽたっと垂れてしまう。
その血がもったいなくて、ちょっと薄いのがわかって、
あわててぎゅっと腕を押さえるんだけど・・・ああ、もったいない。
その血が減るせいなのか、赤血球の時間切れなのか、
留置針を抜いた後から、はねの元気がちょっとなくなるんだよね。

抗がん剤の方はVCRは2週間くらい効果が持続するので、また来週の予定。
posted by りゅう at 13:31| ◆貧血と輸血治療(はね:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月22日

はねの貧血データ

はねの血液検査データ
【2/23】■輸血:なる+天35ccずつ(70cc)
WBC:3340↑ RBC:212↓ HGB:3↓ HCT:10↓ PLT:22↓

【3/3】■輸血:ハル35cc
WBC:1920 RBC:220↓ HGB:3↓ HCT:11↓ PLT:13↓ T-Bil:3.2↑

【3/8】■輸血:栗30cc
WBC:2530↑ RBC:196↓ HGB:3↓ HCT:9↓ PLT:11↓ T-Bil:2.5↑

【3/11】■輸血:空30cc
WBC:1760 RBC:216↓ HGB:3↓ HCT:10↓ PLT:11↓ T-Bil:1.2↑

【3/17】抗がん剤:ロイナーゼ ■輸血:なる+ニイナ45cc
WBC:3890↑ RBC:176↓ HGB:2↓ HCT:8↓ PLT:16↓ T-Bil:4.7↑

【3/21】抗がん剤点滴:VCR80% ■輸血:院長先生の猫さん35cc
WBC:3350↑ RBC:192↓ HGB:2↓ HCT:9↓ PLT:14↓ T-Bil:1.7↑

最初の頃に比べて、赤血球数がかなり低いことがわかると思う。
正常値は500~1000とされてるんだけどね。
これじゃあ、体中に酸素を行き渡らせるのも大変だよね。
酸素吸入器をレンタルしておいて(ササのためにだったけど)良かった。
みんなの血をもらうけど、壊れるのも早いせいだからかな?
だからビリルビンの値が高くなるんじゃないかな?って思う。
肝臓が悪い黄疸もあるかもしれないけど、
その血液の理由の方が大きい気がする。

はねの貧血は、猫白血病から来ているものじゃない。
これは骨髄検査でハッキリわかってる。
だから、肝臓の腫瘍は猫白血病由来のものであっても、
貧血は別の経路。
貧血に効果がなかったステロイドが肝臓に効果が出るのも、その理由から。
貧血は猫エイズの影響なのかなぁ?
どうなんだろうね。

とにかく、ビリルビンの値が少し下がったので薄めの抗がん剤VCRを入れた。
ちょっとよくなるかな?
ビリルビンの排泄(黄疸の解消)と脱水症状の回避、ビタミン補助、体重維持。
その4つの目的で、毎日輸液2本(120ml)をちゃんと続けることにする。
おかげで、少しだけど体の黄色が薄くなったような?
輸液は、ホントに大切だと思う。
できるなら自宅でできるワザを身につけておくといいんじゃないかな。

昔の自分が書いた闘病記録を見てて・・・
どうして過去の私は、こんなにがんばれたんだろう?ってしみじみ思う。
過去の私が、今の私に「できることをしていこう!」って。
また、以前の貧血データも修正で入れるけど。

こんな血液のデータでも、ごはんを食べて、少しずつがんばって。
はねはちゃんと一緒に生きるためにがんばってるよ!
できることがあるっていうのは、自分をはげます自信にもなります。
posted by りゅう at 20:51| ◆貧血と輸血治療(はね:W) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする